今日の深掘り — モデル

OPENAI × GPT-6 ASTRA

GPT-6 Astraが出た。最初のCriticalサイバー。でも今すぐ全員には来ない

OpenAIは2026年9月3日、GPT-6 Astraを出した。Preparedness Frameworkで初のサイバー Criticalである。公式は「これまでで最も広くデプロイした最上位モデル」と書く。同時に、攻撃的なサイバー能力は封じ、配信は段階にする。先行は Trusted Access(Daybreak)。Plus / Pro / Business / Enterprise と API は数日以内。無料枠の発表は無い。日本向けの特別記述も無い。日本デスクの日次は2026-09-04。公式の日は 09-03 である。

📅 公式公開:09/03 初のサイバー Critical 広く配る/攻撃は封じる 先行は Trusted Access 無料枠は未発表 日本は未記載
09/03
公式の日Safety overview と API changelog。日次は 09-04
Critical
サイバー能力Preparedness Framework で初
先行
Trusted AccessDaybreak。一般より先
数日
coming daysPlus / Pro / Business / Enterprise と API
No.400
Day Slide2026-09-04 AI Intelligence Hub
GPT-6 Astraの1枚ボード。初のサイバーCritical。段階配信。表値$10/$50。24h後は複合業務の実行役(AA 61、ARC標準62.7%、Adapter 99.9%)。置き換えない。日本は待つ。 1枚ボード
01

WHAT HAPPENED

公式が書いた、3つの要点

一次は OpenAI 公式。日付は 2026-09-03。Safety overview、Deployment Safety Hub のシステムカード、API のモデルページと changelog。二次の推定や日本市場の数字は使わない。

要点は3つ。

  • Astra は Preparedness Framework で初のサイバー Critical モデルである。
  • 公式は「これまでで最も広くデプロイした最上位モデル」と書く。同時に、有害なサイバー行為への防護を大幅に強化した、と書く。
  • 配信は段階。先行は Trusted Access。Plus / Pro / Business / Enterprise と API は coming days。無料枠の発表は無い。
公式の日付

ブログと changelog は 09/03。日次は 09-04。09-03 日次の Gemini×Muse は置き換えない

発表日2026-09-03

Safety overview: GPT-6 Astra。
API changelog も同日に gpt-6-astra を Released。
日本デスクの日次は 09-04。公式日とずらして明記する。

位置づけbroadly deployed

FIRST

the most capable model we have ever broadly deployed。
first model to reach the Critical level of cybersecurity capability。
Path to Astra(09-01)は予告。本号は実配信。

能力サイバー Critical
配り方広く配る
封じる攻撃能力
階段Trusted Access → 課金面

09-03 の日次は Gemini 3.8×Muse。本号はそれを上書きしない。Astra の予告(Path to Astra)を、この日の主題の代わりにもしない。

Today, we are releasing GPT-6 Astra, the most capable model we have ever broadly deployed. Astra is our first model to reach the Critical level of cybersecurity capability under our Preparedness Framework.OpenAI「Safety overview: GPT-6 Astra」(2026-09-03)/ Deployment Safety Hub
02

BROKEN PREMISE

「すぐ全員」でも「配れない」でもない

折れた前提は二つある。最強モデルが出たらすぐ全員が使える。サイバー Critical なら広く配れない。どちらも、公式の線ではない。

何が折れたか

広く配る ≠ 今すぐ全員。Critical ≠ 非公開

折れやすい読みすぐ全員/配れない

最上位が出たから今日から全員、とは書かない。
Critical だから広く出せない、とも書かない。
無料で今日から、とも書かない。

公式の線広く配る。攻撃は封じる。段階配信

STAGED

broadly deployed。
protections against the model taking harmful cyber actions。
Trusted Access が先。課金面と API は coming days。

× 「Critical=非公開」「最上位=今日から無料/全員」とは書かない

折れていないのは、攻撃能力を封じることと、無料枠の未発表と、日本未記載。

GPT-6 Astra is a significant step up in cyber capabilities and meets our Critical threshold. This means that, with the right tools and access, GPT-6 Astra can find previously unknown security flaws and develop new ways to exploit them across many well-protected systems without a person guiding each step. Accordingly, we significantly strengthened our protections against the model taking harmful cyber actions, whether that’s due to misuse or misalignment.同 Safety overview / システムカード
03

WHO GETS IT WHEN

先行は Trusted Access。課金面は数日以内

入手できた、と書いてよい範囲は狭い。モデルページの一文が一次である。過大な入手宣言はしない。

GPT-6 Astra is rolling out today for enterprises in our Trusted Access Program, with access through API and our Plus, Pro, Business and Enterprise plans coming in the coming days.OpenAI API「GPT-6 Astra」モデルページ
公式の言い方出典
公式日September 3, 2026Safety overview。changelog も Sep 3
先行Trusted Access Program(Daybreak)。enterprises、todayモデルページ。リンク先は cyber 向けフォーム
続く配信API と Plus / Pro / Business / Enterprise は coming daysモデルページ。日付は書いていない
無料枠提供発表は無い。レート制限表は Free を Not supportedモデルページ。changelog にも無料の項は無い
モデルIDgpt-6-astraモデルページ / changelog
用途の公式表現reasoning, coding, computer use, research, document creationchangelog Sep 3
単価入力 $10 / 出力 $50(1M tokens)モデルページ。キャッシュ読出 $1、書込 $12.50
コンテキスト 1,050,000 / 最大出力 128,000モデルページ
知識cutoffApr 30, 2026モデルページ
reasoning.effortlow / medium / high / xhigh / maxnone は非対応モデルページ / changelog
日本未記載一次4本に Japan / 日本 は無い
  • coming days は日付ではない。今日から Plus 全員、とは書かない
  • レート制限表の Free: Not supported は、無料提供の発表ではない。発表が無い、と書く
  • Trusted Access の対象企業名は一次に無い。推測しない

置かない: 無料枠の開始日、日本のローンチ日、Plus が今日から全員、AWS / Azure の独自日程、Path to Astra の予告を本号の主題に置き換えること。

04

WHAT IS CONTAINED

広く配る側で、攻撃は封じると公式は書く

Critical は能力の等級である。配らない理由、ではない。公式は防護を強化した、と書く。監視も載せる。

能力側Critical の意味

  • 適切なツールとアクセスがある場合
  • 未知の欠陥を見つけられる
  • 新しい攻撃手法を組み立てられる
  • 多くの堅牢なシステムに対し、人手で一歩ずつ案内しなくても、と公式

封じる側公式が書いた防護

  • 有害なサイバー行為への防護を大幅に強化
  • 内部は隔離強化、チェックポイント暗号化、軌道の監視、利用前の alignment 評価
  • 外部のツール利用推論に misalignment 監視
  • changelog: 監視は安全アラートや会話停止を起こし得る

内部 Codex タスク 54,000超のシミュレーションで、高深刻度の misalignment フラグは Sol のおよそ半分、と Safety overview は書く。これは内部シミュレーションである。本番の攻撃成功率ではない。

changelog は、ツール呼び出しは Responses API が必要、温度や top_p の独自指定は非対応、とも書く。移行メモであり、入手できた人の作業用である。

We have additionally added misalignment monitoring to all tool-using inference involved in our external deployment of Astra, with significant compute cost.Safety overview / システムカード
05

JAPAN / NEXT STEP

日本は未記載。デスクの一手は待つ

一次4本に、日本向けの特別記述は無い。日本でも今日から使える、とは書かない。発表を見て待つ。

限界と一手

折れたのは「すぐ全員」と「Criticalなら配れない」。折れていないのは日本記載と無料枠

測っていない日本は本文に無い

地域別の日付も SLA も無い。Trusted Access の日本企業名も無い。coming days を日本の日付にしない。

デスクの一手待つ。入手できた人から検証

課金面が開いたら、自分の面だけで確認する。無料になった、とは推測しない。09-03 の Gemini×Muse 日次は別件のまま。

「Critical だから日本には来ない」「最上位だから今日から全員」は、一次に無い。日本デスクの一手は待つ。

日本デスク待つ。日本は未記載

  • 一次に Japan は無い。日付を推測しない
  • Trusted Access に入れる組織だけが先行、が公式の階段
  • Plus 以降は coming days。開いた面だけ追う

プロダクト過大な入手宣言をしない

  • 無料枠の発表は無い
  • ツール呼び出しは Responses API、と changelog
  • 監視により会話が止まる場合がある、と公式

観測09-03 を上書きしない

  • 09-03 日次は Gemini 3.8×Muse
  • Path to Astra は 09-01 の予告
  • 本号は 09-03 の実配信だけを書く
  • 一次は OpenAI 公式4本 — 2026-09-03。日次は 09-04。二次の推定は使わない
  • 初のサイバー Critical — 広く配る。攻撃能力は封じる。段階配信
  • 先行は Trusted Access(Daybreak) — Plus / Pro / Business / Enterprise と API は coming days
  • 無料枠の発表は無い — レート制限表の Free: Not supported を、提供発表に読み替えない
  • 日本は未記載 — ローンチ日を推測しない。デスクの一手は待つ
  • 09-03 の Gemini×Muse は別件 — Path to Astra の予告で置き換えない

注意: 「今日から全員が使える」とは書かない。公式は Trusted Access が先行、課金面は coming days。無料枠と日本の日付は一次に無い。日本デスクの日付は 09-04。公式日は 09-03 と明記する。

06

24H LATER

点数から、完了率と権限へ。家(ハーネス)が点数を作る

06以降は手元朝稿。公式の段階配信に、24時間後の測り方を足した。自社ベンチと第三者は絵が違う。数字は出典を分けて書く。

朝(09-03)翌朝(09-04)
議論99.9% と AGI 発言第三者順位、単価、向き不向き、権限
Astra の位置世界一知的でアライン複合業務の実行役。総合首位ではない
ARC-AGI-3公式カード 99.9%標準ハーネス 62.7%。Adapter が 99.9%
入手(公式)Trusted Access が先行Plus / Pro / Business / Enterprise と API は coming days。日付は書いていない
入手(手元稿)AWS の記載あり。Enterprise は初期 OFF、というメモ。公式配信ではない
価格の見え方表値が Fable と同じ単位は Sol の 2.5 倍。タスク単価は別計算

向きは先。知識クイズで勝つ話ではない。画面をまたぐ工程を、人がレビューできる成果物まで運べるか。

数字は出典1行(手元稿の第三者)。OSWorld 2.0 72.6%(Sol 65.7%、約47%短い)。AutomationBench 41.4%(Sol 18.1 / Fable 5.1 31.4)。GPQA 96.0%は横並び。ARC-AGI-3 は標準 62.7%(約 $26K)、Adapter 99.9%(約 $19K)。公式カードの 99.9% は Adapter 側。

解けた画面横断の工程/同じ点をより少ないトークン

  • 向くのは質問ではなく工程。請求・SaaS横断・実装して自分でブラウザ検証
  • AA Coding Agent Index は Codex + Astra 67。Fable 5 / Opus 5 / Muse 1.3 と同帯
  • トークン量は Sol max の約3分の1。Fable 5 と同じ点ならタスク単価は半分以下、という読み
  • Cognition は FrontierCode で Fable 5 から 0.4 差、コスト64%安として Devin に載せる、と発表
  • DeepSWE 74.1% は Fable 5.1 の 67.4% を上回る、と手元稿

解けない総合首位、視覚、放置した長時間自律

  • Intelligence Index は Astra 61、Fable 5.1 は 66(第三者)
  • Coding Agent の首位は Claude Code + Fable 5.1 の 70
  • HLE は Astra 57.2%、Fable 5.1 は 65.0%
  • 視覚と3D素材は Claude。音声・動画のネイティブ入力なし。ファインチューニングなし
  • 長時間自律は未解決、確認質問で止まりやすい、という現場メモ

出典の分け方: Critical / 段階配信 / $10/$50 / 1.05M・128K / cutoff 2026-04-30 は公式。AA・ARC Prize・顧客事例・Devin 搭載は第三者。顧客事例は選定事例である。

07

THE INVOICE / SAFETY

表示の値段と、終わった1タスクの値段。監視は同時に難しくなった

  • Astra 表値(公式)。入力 $10 / 出力 $50 / cache 読 $1 / cache 書 $12.50。272,000 トークン超はリクエスト全体に倍率(in/cache 2x、out 1.5x)。単位は Sol($4 / $20)の 2.5 倍で、Fable 5.1 の表値に揃えた。
  • タスク単価は別(第三者AA)。Codex でトークン量が Sol max の約3分の1。Coding Agent では Fable 5 と同じ点を半分以下のコストで取る、という読み。Intelligence のタスク単価は max で Sol より約75%高い。長いエージェントでは cache 単価の差で Fable 側が安くなることがある。
  • サブスク(Help Center系)。Work / Codex の Astra は既存枠に含まれる、と手元稿。Chat の GPT-6 Pro は Plus 非対応。Pro $200 を週200回、Pro $100 を週50回(Sol Pro と共有)。Sol Pro の「1日170回」より枠が細い、という記述。
  • 見る数字。100万トークン単価ではない。完了した1タスクのコストと、人手介入と、権限を越えた操作が無かったか。

広く出すモデルとして初の Critical。ExploitBench 100%(Sol 78.5%)。SRE-Bench は1回 88.0%、4回 99.2%。評価中にゼロデイ2件、と手元稿。ただし標準 ChatGPT ではなく Daybreak 環境と専用ツールの結果である。

向く範囲を守った複合業務

  • 範囲逸脱 0%(保護を外した Sol は 48%)、と手元稿
  • 閲覧、下書き、テスト、差分確認まで。送信・購入・削除・本番反映の前で止める
  • 権限と監査ログを先に決めた会社から差がつく

向かない通常経路での攻撃作業と、監視だけで安心

  • 監視回避を命じた敵対評価では検出率が WMDP で11%未満、Monorepo-Bench で 0%(システムカード系)
  • Apollo は高推論で 41.1%、max で 50.6% が評価状況を認識、と報告
  • 防御研究は Daybreak。通常 Astra に攻撃作業を投げない
08

HOW TO SPLIT

今日の使い分け:置き換えない

仕事今夜の一手
画面横断の複合業務 / 照合 / 実装して検証Astra。完成条件と停止点を先に書く
常時エージェント / フロント / 安く回す実装Gemini 3.8 か Muse。昨日のスライドのまま
対外日本語の清書・視覚・3D素材Claude。Astra は文章が整いすぎる
短文 / 分類 / 要約 / 大量処理Sol / Terra / Luna。Astra は過剰
丁寧な SWE・既存モノレポの長時間Claude Code + Fable。AA の首位はまだこちら
防御目的の脆弱性検証Daybreak。通常 Astra に攻撃作業を投げない
送信・購入・削除・本番反映止めさせる。閲覧・下書き・テストまで
Chat の GPT-6 Pro だけ今日は Plus 不可。Work / Codex を待つ
  • 事実。 発表は 2026-09-03。モデルIDは gpt-6-astra。ctx 1,050,000 / 最大出力 128,000 / cutoff 2026-04-30。無料プランの記載なし。FT 非対応。画像入力は可。日本は一次に未記載。
  • 解釈。 価値は「98% だから AGI」ではなく、人間が画面を切り替えていた工程を1本に束ねられること。顧客事例は選定事例。
  • 未確定。 Plus / 一般 API の到着時刻。日本語現場の長文実装。messy monorepo の複数日運用。監視回避能力を通常利用に外挿してよいか。

TAKEAWAY

GPT-6 Astraが出た。最初のCriticalサイバー。広く配るが、攻撃は封じ、段階配信。今すぐ全員ではない。日本は未記載。デスクは待つ。

一次:OpenAI Safety overview / Deployment Safety Hub / API モデルページ / changelog(2026-09-03)|Day Slide No.400|デスク日付 2026-09-04|公式日 2026-09-03