WHAT HAPPENED
SpaceXへ通知した。Cursorへの供給を止める
一次は OpenAI 公式ページ。日付は 2026-08-28。Help Center「Using OpenAI models in Cursor」が運用面を補う。二次のシェア数字は使わない。
公式ブログ 08/28。モデル公開ではなく、供給契約の巻き戻し
公式2026-08-28
Our decision on Cursor following its acquisition by SpaceX。
「Today, we notified SpaceX」。遮断案は 2026-11-12。
日本デスクの日次は 08-30。公式日を先に置く。
何をやったか契約の最長通知
開発者がモデルを使える時間を最大化するため、契約が定める最長の通知を出す、と公式は書く。
将来モデルは Cursor に出さない。
理由は信頼だと公式は書く。Musk 系が契約と利用規約を破った経験がある、と。Twitter(現在は SpaceX の一部)の契約違反、および xAI が宣誓の場で OpenAI の利用規約違反を認めた、と公式がリンク付きで書く。
- Cursor とはほぼ4年働いた、と公式。チームとプロダクトと開発者コミュニティへの敬意は残す
- 影響を受けるのは Cursor 内で OpenAI モデルに頼る開発者だ、と公式が先に書く
- Help Center:移行期間中は「今日 Cursor が使っている OpenAI モデル」を出し続ける案。Cursor 側が先に切る可能性もある
BROKEN ASSUMPTION
「載せている」と「出し続ける」は別物
混ざるな。表は「開発者に広く使わせたい」。裏は「大規模パートナーには個別契約が要る。所有者が変われば、その契約を切る窓がある」。公式は広く配りたい気持ちと、切る判断を同じページに置いている。
広く配りたい ≠ 所有者が変わっても供給は続く
表広く配りたい
公式は「tough」と書く。
モデルを開発者に広く使わせたい、と。
だから遮断は契約が許す最長まで伸ばす。
裏信頼が足りない
SpaceX が利用規約の内側で使う確信が持てない、と公式。
根拠は Musk 系の契約違反の経験。
Astra の使い方への説明責任も理由に挙げる。
× 「IDEのモデルピッカー=自分のAPI契約」と書くな
Help Centerは、ローカルの Chat / Agent に自分の API キーを載せられると書く。Tab、Auto、Cloud / Background Agents、Automations、Cursor CLI、Cursor の API / SDK にはキーは効かない、と公式が列挙する。
OFFICIAL NUMBERS
公式が出した差。足さない
置ける数字と日付は公式ページと Help Center にあるものだけ。シェアも価格も、ここには無い。
| 指標 | 公式の数字 / 言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| 公式日 | 2026-08-28 | ブログ先頭の日付 |
| 通知 | SpaceX へ通知した、Today | 本文第1文 |
| 提案の遮断日 | 2026-11-12 | proposed shutoff date |
| 通知の長さ | 契約が定める最長の通知 | maximum notice provided by our contract |
| 協業の長さ | ほぼ4年 | nearly four years |
| 解約の根拠 | 変更の支配のあとに切れる限られた窓 | limited time window to cancel it after a change of control |
| 次世代 | 将来モデルは出さない。Astra を名前で出す | not providing future models / Astra |
| 移行期間の中身 | 今日 Cursor が使っている OpenAI モデルを出し続ける案 | Help Center |
| 確定日 | 両社で確定したら公式の終了日を出す | Help Center |
| BYOK が効く場所 | ローカル Chat と Agent | Help Center |
| BYOK が効かない場所 | Tab / Auto / Cloud・Background / Automations / CLI / API・SDK | Help Center が列挙 |
| 別経路 | Codex IDE 拡張。Bedrock / Azure 等のゲートウェイ | Help Center |
- 公式は 広く配りたい と 確信が持てないから切る を同じページに置く
- 遮断日は「提案」である。Help Center も確定は両社次第と書く
- Cursor のトラフィック比率は OpenAI 公式に無い。置かない
置かない: 5% シェア、即日切断、ChatGPT サブスクで API が無料、Tab にキーが効く、Astra の公開日。
LIMITS / NEXT-DAY
公式が自分で置いた限界。デスクの一手は3つ
切れるのは Cursor 経由の供給。開発者の OpenAI アカウントそのものではない
測っていない確定日はまだ無い
11/12 は提案。Help Center は Cursor が先に切る可能性も残す。公式の終了日は両社で確定してから出す、と書く。
経路キーは全体に効かない
ローカル Chat / Agent は BYOK。Tab と Cloud と CLI は Cursor 側の供給。ここを混ぜると移行計画が壊れる。
「IDEを開き続ければ同じモデルが出る」は、今の契約つきの話である。所有者が変われば、供給は再契約の対象になる。
開発経路を先に分ける
- ローカル Chat / Agent は BYOK かゲートウェイ
- Codex 拡張は別物。ピッカーの代替ではない
- Tab / Cloud / CLI は Cursor 側の供給だと公式が書く
研究「提案」の注を残す
- 11/12 は公式の提案日
- 確定は両社次第、と Help Center
- 「即日切断」とは書かない
運用所有権変更を契約項目にする
- エージェントIDEの供給は、機能一覧ではなく契約一覧で見る
- 変更の支配条項の窓を先に読む
- 次世代モデルが来る前提で、単一路線を組まない
FOR ENGINEERS
エンジニア向け示唆・どう切るか
- 一次は公式ページ — 2026-08-28。Help Center が経路を列挙。二次のシェア数字は使わない
- 提案の遮断は 2026-11-12 — 契約が許す最長の通知、と公式。確定日はまだ出していない
- Astra は出さない — 既存モデルの移行期間と、将来モデルの供給停止を公式が分けている
- 理由は ToS への確信 — Musk 系の契約違反と宣誓での規約違反を、公式が根拠に置く
- BYOK はローカル Chat / Agent だけ — Tab / Auto / Cloud / CLI にはキーが効かない、と Help Center
- 次に試すなら経路の棚卸し — どの機能が Cursor 供給か、どの機能が自分の契約かを表にする
注意: 「OpenAI が Cursor を即日殺した」とは書かない。公式は最長通知と提案日である。ChatGPT サブスクは API 利用を含まない、と Help Center が書く。日本デスクの日付は 08-30。公式日は 08-28 と明記する。
TAKEAWAY
広く配る前提が折れた。Cursorへの供給を、契約の最長通知で止める。載せていることと、出し続けることは別物である。
一次:OpenAI “Our decision on Cursor following its acquisition by SpaceX”(2026-08-28)|Help Center 同趣旨|Day Slide No.395|デスク日付 2026-08-30